優しさの技術。世界で「やさしい学」を説く。

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ビジネスの世界では、「あの人はやさしすぎるから」とちょっと詰めの甘さを指摘するときなどに使われたりします。

このやさしい心は、ビジネスではマイナスになってしまうこともあるが、やさしさこそ人生を豊かに生きるためには必須である。

こう言い切るのは、世界トップレベルのカロリンスカ医科大学の分子腫瘍学教授、がん専門医として多くの人々の生死に向き合ってきた人物であるステファン・アインホルン氏。

著書『やさしさという技術』では、他人に「やさしさ」を持って接することができる人は成功することや、その「やさしさ」はドンドンと繋がりやすいため、成功の輪が広がるという。

著者:ステファン・アインホルン(Stefan Einhorn, Ph.D. ,M.D.)
1955年スウェーデン・ストックホルム生まれ。世界トップレベルの医大として知られるカロリンスカ医科大学の分子腫瘍学教授、がん専門医。スウェーデンでは「倫理」についての講義・講演の名手としても名高く、99年にはカロリンスカ医大の「学生が選ぶ最優秀教授」に認定されたほか、数多くの大学や企業、TEDなどでレクチャーを行っている。小説を含む9冊の著作があり、とりわけ倫理的に生きることの意義と効用を説いた本書『「やさしさ」という技術』は、人口900万人のスウェーデン国内だけで異例の30万部以上を売り上げ、北欧を中心にセンセーションを巻き起こした。

やさしい人は引っ込み思案

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やさしい人って、人の気持ちを敏感に察知できる人が多く、引っ込み思案の人が多いんですよね。私の周りでもカウンセラーの人が多く、本当にやさしい人が多いのです。

 

私がカウンセラー学校に通った時に、なにより驚いたのが受講生の人が心やさしい人ばかりだったのです。先生のいい話を聞いては泣く。いつも気遣いをしてくれる。誉めてくれる。話をシッカリと聞いてくれる。とにかく心が優しい人ばかりだったんです。

私はちょっと場違いのところに来てしまったのではと思っていた位です。そういう心やさしい人たちの特徴は、あんまり自己主張をされないんですね。

相手を常に立てる。絶対に相手の気分を害さないように気を遣うんですよね。

ビジネスの世界は厳しいので、心やさしい人は損をしますよ、的なことを言われたりもします。でも、ステファン・アインホルン氏は「やさしさ」こそ人生で成功するためには必須の要素であると言います。

やさしい人の判断は、気持ちではなく行動

ただ、著者のステファン・アインホルン氏は、行動の大事さにも触れておられます。

 「大切なのは気持ちだよね」という一見もっともらしい言葉を聞くたびに、私は考え込んでしまう。大切なのは気持ちではなく、行動だ。もし行いがよいものであれば、動機は二の次である。この観点からすると、やさしい人とは、他人に対してよい行いをする人だ。

気持ちが優しいのは、優しい人ではない。やさしい人というのは他人に対してやさしい行動をとれる人のことである。

どんなに口では言いことをいってても、行動が伴っていないのであれば、意味のないことですよね。他人が喜ぶことをドンドンできる人。

他人が困ったいたら損得勘定なしで助けてあげられる人。こういう人こそ、人生の成功者なんですよね。

協力作業は「快感」につながる!

人にやさしくすると、快感につながる。人が協力して助け合いながら何かを達成することは幸せ感につながるんです。

自然は実にうまくできており、生存に必要な営みは「快感」をともなうようになっている。ある研究によると、人間どうしの協力作業は、快感を高めるドラッグと同じ生理的効果を脳にもたらすという。協力したいという願望は、種としてのヒトの生存と生殖能力を高める資質だったため、自然は進化を通じてこの資質と快感が結びつくようにしたのだ。

人が生きていくための根本的な機能として、やさしさという資質が備わっている。人にやさしくできる人は、快感を得られやすい。結果、楽しいと思える時間を過ごせるんですね。

他人にやさしくできないと快感反応が得られないから、どことなく満足できない人生になってしまうということです。

愛を重視すれば幸せになれる。地位、お金を重視すると不幸になる

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お金は必要だけど、まずは「愛」。心の成長がなければ、幸せにはなれないですね。

41の国を対象にした調査でも、成功と愛には大きな相関関係があることがわかっている。愛を重視すればするほど、人は幸せになれる。しかしながら、お金に高い価値を置いている人の場合は、正反対の相関関係が成り立つ。お金を重視すればするほど、不幸になるのだ。大事なコトは2つ。ひとつは、やさしい人になること。もうひとつは、ものごとを判断する際、つねにやさしさを基準にすること。このふたつは、仕事にも社会生活にも精神面にも影響する。人生で成功するには、これらすべてがうまくいっている必要があるのだ。

私はお金は必要だと思っていますし、稼ぐチカラを身につけたほうがいいと。

でも、人間的成長がなければ、絶対にダメですね。利己主義、気遣いができない人、人にやさしくできない人は、まず不幸になるでしょう。

全員にやさしい行動をできる必要はありません。まずは、自分の大切な家族、仲間に対して、やさしい心を持てるようにしましょう。

私も日々反省を繰返しています。一生かけて、心を鍛える。磨くこと。あきらめずに、優しい心を持てるようになっていきましょう!

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