東大理Ⅲに3人合格させた佐藤ママの子育て法が批判。対する子供本人のコメントが秀逸!

「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母、佐藤ママこと佐藤 亮子さん。メディアに引っ張りだこですね。この本も売れています。
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天才を育てる子育て法
佐藤さんの子供に勉強させる執念はすさまじいですね。幼児期に「絵本を1万冊」読み聞かせる。1万冊ですからね。確か5、6歳までになんで、1年間に2千冊ペース。1日6冊くらい読み聞かせをする計算になります。
また、子供の受験勉強に伴う“雑用”をすべて引き受け、「受験勉強の優秀な秘書」とでも言うべき働きをされていたそうです。勉強→食事(この時に、暗記勉強の手伝い)→勉強→入浴など、子供のスケジュール管理をすべてこなして、勉強に集中してもらうための環境整備ですね。
参考リンク:「灘→東大」3兄弟の子育てに学ぶ5つのコツ
http://toyokeizai.net/articles/-/80686
バッシング。批判
ある意味とんでもない子育て論ですからメディアにも取り上げられる回数が増えました。そして時にバッシングも。
特に、佐藤さんのこの発言。司会者から「思春期には恋愛という課題もあります。どう対応すべきでしょう?」と質問を受けた佐藤さんが、「受験に恋愛は無駄です」と断言。女の子とスタバでお茶をすると2~3時間経ってしまう。それが年1回ならいいが、10回あれば30時間になるので無駄。
ただ、思春期に恋愛を禁止させると人格形成に大きな支障がでるのではないかと。もっとも、重要なのは子どもがどういう気持ちだったかということ。
ネットでは、「このお母さんより3人の息子さんに話を聞きたいわ」という書き込みも寄せられていた。
参考リンク:東大理III三兄弟のママ「受験に恋愛は無駄」に疑問の声 「大学受かったけど人生でコケた」の経験談も
http://blogos.com/article/133829/
子供さんからの母親をかばう文面
で、なんと子供さんからコメントが寄せられました。
https://twitter.com/aknmssm/status/650112133565251584
ちょっと字が小さいですが、この文面が素晴らしいと絶賛。確かに子育て法はいびつですし、発言も受け入れられないことも多いのでしょうけど、このような子供反応を見るとしっかり母親の愛情は伝わっていたんでしょう。
プロスポーツ選手を育てた親もかなり徹底した子供のスケジュール管理をやっていたりもあることを考えると、受験においてもありですかね。東大に入れたいのであれば、一つの成功事例であることには間違いありません。
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