人前で話す時に声が震える。顔が真っ赤になる。緊張を克服する方法

私は今でこそ講師業を本業としていますが、高校生、大学生のころは本当にまったく人前で話すことができなかったんですよね。
それこそ、人前で話すと顔が真っ赤になる。そう、赤面症ですね。で、のどがカラカラになるんです。
よく芸人さんもM1などの大きな大会前に口の中がカラカラになるって言ってますね。ほんと、なぜあんなに一気に口の中がカラカラになるのか不思議です。
口がカラカラになっているのは気づかれなくて済むのですが、顔が真っ赤になったり、声が震えたり、顔面がピクピクとけいれんしたりするのは、聴衆に緊張してることがバレるので、何とかしないといけないんですよね。で、そう思えば思うほどひどくなると。
では、どうすれば人前で話す時に顔が真っ赤にならずに、声の震えをおさえられるのでしょうか。私の体験から緊張を克服する方法を5つご紹介しますね。
目次
緊張克服法①まず1回話を置く。水を飲んで深呼吸する
緊張しやす人は、とにかく出だしなんですね。出だしを乗り越えると意外に緊張から解放されてスムーズに進めることができますので。
なので、準備段階でいかに出だしの方で一回話をおける「マ」を作れるのかを考えておきましょう!
たとえば、私がよくやる方法として、「せっかくなので隣の人と今日のセミナーに参加した目的など簡単に自己紹介してみてくださいね」とか「まずはレジュメの一番上に今日のセミナーで学びたいことを書いてみましょう」とか、とにかく自分の簡単な自己紹介が終わったらすぐに「マ」をあけられるようにしてますね。
で、その間に水を飲んで口を潤わして深呼吸をシッカリしましょう!
緊張克服法②会場全体を見渡して屈伸を!
水を飲んで深呼吸をして、もう一度会場全体を見渡しましょう!
緊張していると焦点が狭くなってしまうんですね。自分が立っているのかどうかもわからなくなる感覚ですね。自分が今しっかりとこの空間にいる。会場の中の自分の存在をシッカリと感じるようにしましょう。
しゃがみ込むフリをして(靴ひもを確認するフリ 笑)屈伸運動をすれば血流もよくなるのでおススメですね。
緊張克服法③自分の体験談など話しやすいネタを話してみる
そして、出だしは自分の話しやすいネタを準備しておくことですね。
自分の体験談やエピソードトークは、昔のことを思いだしながら話すので、そっちに意識が自然と向きやすく緊張を緩和してくれます!
親近感も持ってもらいやすいですし、準備段階でシッカリとエピソードネタを仕込んでおいてくださいね。
緊張克服法④会場の誰かを当ててみる
会場と一体感を作りやすくするためにも、誰かを当ててその人にしゃべってもらうこともいいですよ。
誰かを当てることで、自分がしゃべらなくて済みますし、参加者の目線はそっちに移りますので緊張も緩和されやすいです。
とにかく緊張して声が震えているのに、「まずい。声が震えている。押さえなければ」というのが一番マズイということですね。誰かを当てて、自分が話す時間を意図的に少なくしてください!
緊張克服法⑤カッコ悪い自分を好きになる
これは大事なコトですが、自分をカッコよく見せたいとかうまくやらなければならないとか自分を追いこんでいくと、益々緊張していきます。
かっこ悪い自分を好きになる。もし会場全員に嫌われても、自分は自分のことを好きでいれるなら大丈夫です。
私の経験上、そもそも参加者の方も「声が震えているな~。緊張してるな~」って思うくらいで、温かい目で見てくれることの方が圧倒的に多いですね。
まとめ
人前で話す時に顔が赤くなる。声が震えるというのは、私はとても気持ちがわかります。どちらかというと緊張しないという人の気がしれません。私は今でも人前で話すことは得意ではないですよ。
特に、順番に人前で1分間ずつ話す自己紹介などは、ドキドキしてしまいます。さすがにセミナーなど講義形式として準備があらかじめできるモノについては、緊張はほぼしなくなりました。
ま、それは経験が多いからだけです。
結局、最後は経験がモノをいうのですが、ひとまず上記に挙げた5つのコツをうまく活用して緊張を克服してくださいね!