「教える」ことは「悪」。そんなに悪いことですか?

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「教える」ことはあんまり良いことではないっていう風潮がありますよね。教えてしまうとその人のためにならないから。本当にそうでしょうか。

私は「教える」職を20年近くやっていますが、教えてあげることで伸びていく人をたくさん見てきました。その人が困っていることや悩んでいることがあれば、私は積極的にアドバイスをします。

自分の考えていることはすべて伝える。もちろん、強制することはありません。最後はその人が決めればいいのです。最終的に私が一番ベストだと思っている方法を選択しなくても、まったくOKです。その人が選択したことを最大限応援していくだけです。

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自己解決能力を信じる?

「教える」ことの弊害として、自分で解決するチカラがつかない。その人がいないと何もできなくなってしまう。そんなわけないでしょ! 

問題は次から次へと出てくるし、ずっと一緒にいるわけでもない。その人はこれまで教えてもらったことを思い出しながら工夫していくのです。自分なりの解決能力は身についていきます。

 

教えてあげないことによって、確かにアタマは使うようになるかもしれません。でも、弊害もいっぱいあるんですよ。

まず、時間がかかる。効果のでない方法しか思いつかない。うまくできなかったらドンドン自己効力感が低くなってしまう。

「教えること」否定派の人たちは、失敗してもいい。うまくいかなかったとしてもそこから学ぶことの重要性を説くのです。ごもっともなんですが、「教えて」あげることでうまく乗り越えられた体験をしてもらうことの方がもっと重要なんです。

必ず一人で立ち向かわなければならないと時がきます。ずっと、誰かに助けてもらえるってことはありません。そういう時に、これまでの「教え」や「成功体験」がモノを言うのです。

教師、講師はもっと堂々と教えよ!

教師、講師業などをやっている人でも、勘違いしている人は山ほどいます。教師、講師としての意見を言わない。相手の意見を尊重する。うまくいく方法を教えてあげないのです。

相手のことを理解してあげることは重要なことですが、自分の意見を言ってから相手の反応を待てばいいだけのことです。相手の意見を尊重するというのは、表面上はすごくカッコいいし、よき理解者みたいな感じになるんですよね。

 

でも、相手が出してきた結論は、少ない情報、知識、体験談から導き出されたモノでそんなにいい方法になっていないことも多いのです。

あなたの方が専門的知識、体験、情報すべてにおいて上回っている。で、あれば「こういう考え方もありますよ」「こんな風に考えてみてはどうですか」とアドバイスをしっかりすべきです。

相手に考えてもらう質問を投げかけて、相手の導き出した結論を尊重するというのは、ある意味ラクなことですよ。結局、自分は責任はないということなんで。

ちゃんと、その人のことを大切に想うからこそ、真剣に教えてあげればいい。そのあと、相手が出した結論を尊重する。これこそが教師や講師のやるべき仕事ですね。

最後にひと言

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カウンセラーとかコーチも、その人の中に眠る自己解決能力を重要視します。それは大事なことなのですが、どこか違和感を感じずにはいられません。

「教える」というのは強制することではありません。問題になっていることを整理してあげて、何個か気づいたことをアドバイスする。

ま、これはコンサルタントの仕事で、カウンセラー、コーチの仕事ではない、と言えばその通りです。

ということは、クライエント側がシッカリと選ぶ必要があるということですね。失敗してでも苦労してでも時間がかかっても、自分で解決をはかりたい。なので、方法論など教えは不要。

話をしている中で気づきをもらえればいい。こういう場合は、「教える」ことは不要ということですね。私ならうまくいく方法をいろいろな角度から教えてもらいたいと思いますけどね。

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