人間関係がしんどいのは自己責任なのか?ストレスがたまる。

人間関係の悩みはつきないですね。私はある程度コミュニケーションをとれるほうですが、それでも波長を合わせるのが難しいなと感じることは多々あります。
もう、あうあわないの問題ですね。人間関係の問題を抱えていない人はいないでしょう。
ストレスを感じるのは、ほぼ人間関係のもつれです。ストレスがたまらないようにするためには、どうすればよいのでしょうか。
心屋仁之助:人間関係が「しんどい」と思ったら読む本
心理カウンセラー心屋仁之助さんの本。心屋さんの本は学術的なことが書かれているわけではなくて、うまくたとえ話を使いながら心を軽くしてくれるような処方箋ですね。
アマゾンレビューは、星5つと星1つに分かれているので、ファンとアンチがくっきりです。
心屋さんの伝えたいことは以下の2つ。
①心の悩みは自分の思いこみがほとんど
②心の悩みは自分の問題を教えてくれる
人間関係がしんどいのは自己責任なのか?
確かに、心の悩みは自分の思い込みだし、悩んでいることは自分が乗り越えていかなければならない問題を教えてくれています。
ようは、心の悩みは自分次第でどうにでもなるということ。
同じ事象がおこっても、深刻にならず楽観的にとらえられる人と、心配で心配で仕方がないという人にわかれます。
心の悩みというのは、相手や環境のせいではなくて自分がどうのように事象状況を受け止めているのかによるのです。
人間関係がしんどいと思うのなら、まずは自分の思い込みを捨てましょう。
自分が今悩んでいることは、すべて自分の問題を教えてくれているので、それをゆっくり受け止めて流してあげましょう。
心の悩みが自己責任と思える人はまだ前向きな人
でも、これって厳しい言い方をすると自己責任ってなってしまうんですよね。
私も成功哲学が好きなので、すべては「自己責任」という考え方が好きなので、すごくわかります。
でも、悩みが大きい人にとってはこの成功哲学の原理原則はしんどいでしょうね。
そもそも、なぜ自分が小さなことでウジウジ悩んでしまうのか。なぜ自分はこういう性格になってしまったのか。それが嫌でイヤで仕方がないわけですからね。
自分が悩んでしまうのは、結局は自分次第となってしまうのは、ある程度前向きな気持ちが残っている人には理解できるんでしょうけど。
人間関係を深く考える名言
人とつきあうのに秘訣があるとすれば、それはまずこちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうか。
瀬戸内寂聴
人間関係をよくしたいと思うのなら、まずは自分が相手に興味をもって、相手のことを好きになること。これは鉄則ですね。人間関係に悩む人こそ、相手のいいところをシッカリと見つけてあげましょう。
人は誰でも、他人よりも何らかの点で優れていると考えていることを忘れてはならない。相手の心を確実に掴む方法は、相手が相手なりの重要人物であるとそれとなく、あるいは心から認めてやることである。
デール・カーネギー
誰でも自分のことを認めてほしいという気持ちを持っています。それはすごい謙虚な人でも同じです。
日本人は褒められることがあまり得意ではありませんが、誉められてイヤな気持ちになる人はいません。
地位、肩書きなどに関係なく、どんな人でも重要な人であるという認識のもとで人間関係を構築していきましょう!
性に合わない人たちとつきあってこそ、うまくやって行くために自制しなければならないし、それを通して、われわれの心の中にあるいろいろ違った側面が刺激されて、発展し完成するのであって、やがて、誰とぶつかってもびくともしないようになるわけだ。
ゲーテ
人はみな違った側面がある。そういった違う価値観や考え方を持った人同士が集まるともめ事や悩みにつながりますが、そういうことを体験してこそ、人間の心は強くやさしくなっていくのでしょうね。