内省を気軽に実践する方法。内省的時間で深く味わいのある人生を。

内省とは、自分の考えていることや行動や言動を深く見つめること。とにかく、自分の存在の意味を考える傾向があります。
内省的な人は、いつも自分のことをしっかりと分析していますね。ちょっと行きすぎると神経質になってストレスもたまるので注意は必要です。
ちなみに、強みを分析してくれる書籍、『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす』では34個の強みを示してくれているのですが、「内省」の特徴は以下になっています。
頭脳活動が好きで、考えることを好む。
どんな時でも脳を刺激して縦横無尽に働かせる活動をやりたいと感じる。
一人での時間を大切にし、楽しむ傾向がある。
【内省】という資質により、実際の行動と頭の中で検討したこととのギャップに不満を感じることがあるかもしれない。
内省的時間の落とし穴
内省が得意な人、好きな人は、いっつも考えています。考えることが大好きなんです。ポジティブシンキング、前向きな方向性でモノゴトを捉えられるのであればいいのですが、どうしても内省的な人はネガティブ思考になってしまいがちです。
というのは、ふと1日振り返ると、「自分のミスや言葉遣いや振る舞いなど」が気になるんですよね。「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう」「なぜ、うまくできないのかな」と考え込んでしまうのです。
こうなると、内省的な性格が裏目にでてしまいます。一人の時間を楽しめるコトことこそが、内省的な人の強みなんです。
なので、自分の理想とする考え方と、実際に起こったことが違ったとしても気にし過ぎないこと。他の人たちよりはどうしても深く考えてしまうことは避けられないので(これが強みなんで)、とにかく前向きに考えることを実践できればOKですよ。
内省を気軽に実践してみよう
内省が強みではない人も、内省的時間を持つことをおススメします。私は「自己対話」の時間って言ってますが、自分のことを冷静に振り返ることですね。
毎日忙しくしていると、どんどん流されていってしまいます。自分が大切にしていることは何か。どんな人とどのような時間を過ごしたいと思っているのか。
自分がお役に立てることはどんなことなのか。人生で成し遂げたいことは。この大切な命をどう使うのか。私という人間は何をするために存在しているのか。深いでしょ。
こういったことをたまに時間をとって考えていくのです。ちょっと反省しつつ、前向きに。
かんたん内省法①散歩中
リラックスしながらがいいですね。マイナス思考になりにくいので。私は毎日朝ウオーキングをするので、その時に内省を実践しています。歩きながら。深呼吸しながら。体操しながら。空を見上げて自分の存在について「ふと」考えてみると、新たな自分と出会えますよ。
かんたん内省法②お風呂中
これも、リラックスしやすいので。私は基本、湯船につかって読書するのですが、読んでいる途中に「内省」がスタートすることもよくありますね。その時は、本を読むのはやめていろいろな事を自由に考えるようにしています。
かんたん内省法③内省メモ
手帳に書いてもいいですし、スマホに書き込みながら考えを深堀りしていっても構いません。ツイッターとか短い文章で「自分の考えている」ことを言語化してみると、「あっ、こういうことを考えているんだ」って気づきが得られることも多いですよ。
かんたん内省法④破り捨て
これはモヤモヤ感を書き出すための内省ですね。なにかスッキリしない。モヤモヤする。そんな時に、嫌なこと、腹立つこと、不安を書きなぐって破り捨てることですね。自分の気持ちと向き合うことでスッキリするし、破り捨てることでリセット効果がありますよ。
まとめ
内省は何かとせわしない時代だからこそ、すごく重要なことですね。反省のためというより、より深みのある意味のある人生を過ごせるために。毎日を楽しく充実した時間にするために。答えなんてわかりません。1人ひとりに人生の意味がある。
それが複雑に絡み合っているので、わからないようになっているんですね。神様がイジワルして深い深いところに隠したのです。深く考えた人にしか見つけられないように^^
なので、簡単には見つけられません。あなたにしかない人生の意味を気づけるように、内省を取り入れていきましょう!