「目上の人」「実績ある人」へやってはいけないアドバイス

「目上の人」に対して何かしらアドバイスをしなければいけない場面ってありませんか。また、「実績ある人」に自分が知っていることをアドバイスしたい。「目上の人」「実績ある人」に対しては、やはりそれなりの配慮、思いやりが必要です。
自分の方がその分野に対して専門スキルや能力が高いのであれば、臆せずにアドバイスをしてあげましょう。
あっ、超ガンコな人は相手にすることはありません。年下の意見はまったく聞かないという人もいるので。相手の人があなたのスキルや能力に一目置いているのであれば、アドバイスするとすごく喜ばれますよ。
ただ、「目上の人」「実績のある人」なので、アドバイスするときにはそれなりの配慮をしましょう。やってはいけないアドバイスを見ていきますね。
相手の悪い側面だけを伝える
これは絶対にやってはいけません。あなたがその分野のスペシャリストであればあるほど、その方の「アラ」が見えています。改善した方がいいことがすごくわかるのです。なので、改善ポイントを伝えるのは問題ありません。
でも、相手のマズいところばかりをドンドン指摘することは、あまりにも「目上の人」や「実績のある人」への配慮が足りていません。
しっかりと相手のやってきたことを認めてあげてからアドバイスをするように心掛けましょう。これって、特に「目上の人」「実績ある人」に限らずなんですが、特に相手に敬意をはらう必要がありますので。
自分を優位に見せない
どうしても「目上の人」「実績のある人」になると、自分の意見を聞き入れてもらうために、自分のことをよく見せようとしていまいます。誇張ですね。
自分を優位に見せて、相手に納得してもらう。これは不要です。「目上の人」「実績のある人」は、目が肥えている人が多いので、どうせ話している内容や振る舞い方などで人間性などを見抜かれてしまいます。
なので、ナチュラルな態度で相手を敬いアドバイスすることだけを心がければ十分です。
十分な根拠を示す
やはり「目上の人」「実績ある人」にアドバイスをするわけなので、しっかりとした根拠を示すべきですね。精神論だけで論破しようとしないこと。相手のほうが、人生体験や人脈も豊富なことが多いわけです。
そう考えると、優秀な人からすでにアドバイスをもらっている可能性も高いわけですよね。そうであるなら、十分な根拠を示せないと納得してもらえなくなります。
せっかく、アドバイスをするわけなのでその方に納得してもらえるように最大の配慮をすべきですね。
最後にひとこと
私は基本、色々な人からのアドバイスは「素直な心」でまずは受け入れようと心がけています。年下も実績も関係なく、アドバイスをもらいたい。いろいろな意見は貴重だと考えています。
ただ、すべてを実践行動に反映させるわけではありません。私も43歳になって年下の人と付き合うことも多くなってきました。今から頑張って実績をつけていきたい人も周りにたくさんいます。
アドバイスも有難いことにいっぱいもらえます。すごく貴重な意見ばかりです。でも、たま~に上記の3つの配慮に欠けていることもあるんですよね。
そういう場合は逆に「こういうのはダメなんだな」と勉強しています。私自身が「目上の人」「実績ある人」とのつきあいも多くあり、アドバイスする時にどう配慮すべきなのかを考えているのです。
難しく考えなくていいのかも知れませんが、やはり「敬う」姿勢は忘れてはいけないなと。ま、お互いに尊敬しあえる関係性がベストなんですよね!