後悔しない生き方とは「思考」と「決断」のズレをなくすこと

後悔しない生き方って? それって日々日常の後悔と、死ぬときの後悔と違いますよね。人生いよいよ終わりってときに多分細かいことは思い出せないと思うんです。
ざっくり大きい視点で後悔する。「親孝行をもっとしておけば良かったな~」「独立起業にチャレンジしておけば良かったな~」「もっと好きな場所に旅行に行ってれば良かったな~」「もっと自由気ままに生きれば良かったかな」など。
死ぬ時が近づいてきて初めて本当の自分の気持ちに気づくって感じでしょうか。気づいてはいたけど、行動できなかったということですかね。後悔しない生き方とは、1つひとつの自分の思考と対峙して、考えたことを納得して行動できたのかどうか。これに行きつくような気がします。
後悔しない生き方 人生をより豊かで有意義なものにする30の方法
コンサルティング会社ピープル・ファーストを設立して社長を務め、新規事業の相談から優良企業での研修まで幅広く活動するマーク・マチニック(Marc Muchnick)氏の著書「後悔しない生き方 人生をより豊かで有意義なものにする30の方法」では、基本方針としての五つにまとめておられます。
①「自分の思いに素直になる」
②「一日一日を大切に生きる」
③「現状を打ち破る」
④「困難に挑戦する」
⑤「良心にしたがう」
ごもっともですね。やっぱり「自分の思いに素直になる」ことですね。これが土台になるでしょう。というのは、人間だからこそ、考えることは止められない。考えることこそが人間の本質だし、自分のことを客観的にみる意識こそが人間そのものだから。
肉体ではなく、思考、意識。だから、後悔という感情も生まれる。なので、「自分の思い」をまずは受止めないといけないということです。5つめの「良心にしたがう」というのも一緒ですね。
あなたが考えていることが、あなたにとってどんな感情につながっているのかどうかです。仮に犯罪を犯していたとしてもその人が良いことをしていると思っているのであれば後悔なんてしませんから。
ダメなことですが、後悔するかしないかで言えば、犯罪者は後悔なんてしないかもしれません。だからこそ、あなたの思考と感情にズレがないのかどうかが大事になるということです。
後悔しない生き方は、1つひとつの決断に責任を持つこと
私たちは毎日決断に迫られます。朝何時に起きようか、メールの返信をしなければならない、今日の夕ご飯をどうしようか、衣替えをしなければならない等。小さいことから大きなことまで、いつでも決断しています。
決断をする前には必ず「思考」がある。考えたことを実行できなかった時に「後悔」という感情がでるのです。考えもしなかったことを後悔することはありませんから。
なので、考えたことを実行するか実行しないかの「決断」に責任を持つ必要があるのです。その1つひとつの「決断」こそが、人生いよいよ終わりってときに影響する。
あなたが今「やる」「やらない」の決断をしたことに責任をもって、後悔しないのであれば、後悔しない生き方ができたということではないでしょうか。
後悔しない生き方ができていますか?
私は86歳で死ぬっていう人生計画を立てています 笑 もちろんその通りにならないですよ。でも、ま、それくらいかなと。そう考えると今43歳なんで、ちょうど折り返し地点です。
これまでの人生を振り返って後悔することはないですね。というかそう思い込んでいます。そう、結局はまたこれも「思考」なんですよ。自分がどう考えるのか。もうどこまでいっても「思考」ですね。
自分がどんなことを考えて時間を過ごしているのか。後悔するということは、自分の考えていることと、今の自分の状態にズレがあるということです。なので、考え方を変える努力をしましょう!
ブログでも100倍塾でも私が徹底的にこだわっている部分ですね。後悔しない生き方は日々の考えていることを、素直に受け止めてやりたいことを実行していくこと。
もっと言えば、やりたいことをできなかったとしても、それを「よし、OK。これも人生」ってやらなかった自分を丸ごと受け入れて後悔しない人生を選択できるかどうかですね。