不幸自慢する女性はイタイ

不幸自慢する人っていますよね。とくに女性に多い(ような気がする・・・スイマセン 笑)。自分がどれだけツラい体験をしてきたのかを永遠と語るわけです。
会社で女性差別を受けている。セクハラまがいのことも。離婚経験あり。女性特有の体調不良でしんどい。ママ友付き合いもたいへん・・・などなど。
とにかく自分が不幸であることを聞かれてもいないのにしゃべる、しゃべる。また、心やさしい方が「それは大変でしたよね」「すごいしんどかったでしょ」と声をかけるから、またヒートアップ。幸せ自慢を聞くのもしんどいけど、不幸自慢は痛すぎますよね。
不幸自慢することで、今の魅力を際立たせる
何もバカにしているのではありませんよ。不幸であったことを「すごい特別な人生」だったことを相手に認めさせようとしているところがイタイと言ってるのです。
事実は事実として伝えたらいいんです。でも、相手にそれを「かわいそうでしょ」「たいへんでしょ」と認めさせる話かたをしないでいいということです。
だいたいこういった人は、こんな不幸な人生だったけど「今は頑張って楽しく生きています」ということを最後は認めてもらいたいんですよね。これまでの人生が悲惨であればあるほど、今の自分は結構がんばっているということを伝えたいのです。
この不幸話をすることによって今の自分の魅力を際立たせたいんですね。そう、ギャップですよ。今の自分に結局は自信がないのです。実績がないから不安なんです。
実績ある人は逆にあまりにも何でも出来てしまうし、目だってしまうからわざと不幸な部分をチラ見せしますよね。で、共感を得れるようにするんです。まったく違いますね。
不幸な私に構って欲しい
ま、それかとにかく構ってほしいかです。こういう人は寂しがり屋さんが多いので、注目をあびたい。構ってもらいたい。
不幸な話をすれば、優しく声をかけてくれる人が必ずいます。いろいろ話を親身になって聞いてくれるわけですね。これまでの人生で、優しく声をかけてもらったことが少ないので嬉しいわけですよ。
もちろん嬉しいのはわかります。でもイタイんですよね。悩み相談とは明らかに違うので。そう、自慢話として話すからです。不幸であったことを、大きな出来事として大袈裟に語る。話もやたら長い。これは相談ではないということです。
一方的に過去の不幸な出来事をずっと聞かされる。聞いている側は「そうですか。大変でしたね」としか言えない訳です。たとえば「夫からDVを受けて大変で離婚しました」という話を聞いている側は、「そんなの大したことじゃないでしょ」とは絶対にならないわけですよ。
これを事実だけ伝えるのではなくて、「こんな人生だからどうしようもないんです」「こんな私が今はこんなに頑張っているんです」と認めさせようと必死になるからイタイということです。
まとめ
不幸な話をしてはいけないとかではありませんよ。人生の中でツラい体験や大変な状況を仲間に聞いてもらうことは普通のことです。不幸を自慢しないことですね。
他人にそのことを誇らしげに言うからダメなんです。大袈裟に言う必要もないし、サラリと言えばいいわけです。
こういう不幸自慢をする人は、誰からも注意されないので余計に厄介なんですよね。ツラい体験をしてきた人に言えないでしょ。なので、そういった面でかわいそうだなと。
あっ、やばいかもと思った人は、不幸な出来事を人に認めてもらおうとか思わないようにしましょう。相手がどうとらえるかは、やっぱり相手の自由なんで。気を付けてくださいね!特に女性は 笑